仙台|はじめての仙台ひとり旅。杜の都のおすすめ観光スポット15選

誰にも気兼ねせずにマイペースで、気の向くままにひとり旅。コロナ渦の影響で、ひとり旅は、もはやトレンドから定番の旅のスタイルになりましたよね!

「杜の都」と呼ばれビルが林立する都会の風景に自然が調和する仙台は、大人のひとり旅におすすめの街です。街がコンパクトで歩きやすく、「るーぷる仙台」や仙台市地下鉄など公共交通も使い勝手がよいのではじめて訪ねても巡りやすいのが仙台の魅力。

東京駅からなら東北新幹線で仙台駅まで1時間30分ほど。仙台国際空港からはターミナル直結の仙台空港駅から仙台空港アクセス線を利用して約25分で到着します。

思い立ったら軽やかに、仙台旅に出かけてみましょう!

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【仙台ひとり旅】簡単に観光するなら「るーぷる仙台」がおすすめ

仙台駅前バスロータリー出発

はじめて仙台を訪ねた旅行者におすすめしたいのが、とっても便利なバス「るーぷる仙台。JR仙台駅西口のバスプールからレトロなルックスの車体に乗っているだけで、瑞鳳殿仙台城跡定禅寺通など仙台市中心部の有名観光スポットを隈なく巡ることができます。「ループル仙台一日乗車券」を購入すれば、乗り降り自由な上に瑞鳳殿や仙台市博物館などの入館割引など沿線施設の割引特典も

  • るーぷる仙台 URL 

るーぷる仙台で行ける主な観光スポット

仙台の観光スポット名  最寄りバス停
・瑞鳳殿   瑞鳳殿前
・国際センター駅「フィギュアスケートモーメント」 博物館・国際センター前
・仙台城跡 仙台城跡
・東北大学植物園博物館・国際センター前または東北大学植物園西
・大崎八幡宮  大崎八幡宮前
・せんだいメディアテークせんだいメディアテーク前
・定禅寺通定禅寺通市役所前

【仙台ひとり旅】杜の都を感じる癒しのスポット

杜の都らしい自然があふれ、はじめてでも、一人でも気兼ねなく楽しめる仙台市中心部の観光スポットをご紹介します。

木漏れ日のなかを散歩「定禅寺通(じょうぜんじどおり)」

ケヤキ並木の大木が美しい

定禅寺通へはJR仙台駅から仙台市地下鉄東西線やバスでも簡単に行けますが、地元で「アーケード」と呼ばれ親しまれている中央通り、一番町商店街をぶらぶら散歩しながら向かうのがおすすめです。

定禅寺通は、ケヤキの大木が並ぶ杜の都のシンボルロード。冬、イルミネーションで彩られる「SENDAI 光のページェント」の開催地としても有名です。通り沿いには、おしゃれなスイーツ店やカフェ、ショップなどが並びます。テイクアウトして定禅寺通の中央歩道にあるベンチに座って、ケヤキの木漏れ日のなかでのんびりするのもよさそう。気の向くままに散歩できるのもひとり旅ならではの楽しみですね!

  • アクセス 仙台市地下鉄東西線勾当台公園駅よりすぐ

冬の仙台の風物詩「SENDAI光のページェント」

光の渦の中を歩きたいですね!

クリスマスシーズンに定禅寺通のケヤキ並木がイルミネーションに彩られるロマンチックな冬の風物詩。例年12月中旬~25日に開催されます。光の渦を背景に中央遊歩道内のエミリオ・グレコの《夏の思い出》、ジャコモ・マンズ《オデュッセウス》、ヴェナンツォ・クロチェッティ《水浴の女》の彫刻とともに撮影するのが人気です。

  • SENDAI光のページェント URL

建築マニアにも人気「せんだいメディアテーク」

無料で入場できます!

世界的建築家・伊東豊雄氏の代表作のひとつであり、世界の建築マニアにも注目されています。

1階にあるカフェブラッスリー「クレプスキュールカフェ」ではベルギークラフトビールが飲め、ミュージアム・ショップ「KANEIRI Museum Shop6」には建築やアート関連の書籍、東北のクラフトグッズが充実しています。

  • アクセス 仙台市地下鉄東西線勾当台公園駅から徒歩6分
  • せんだいメディアテーク URL 

仙台の街ナカから少し離れて「瑞鳳殿」

伊達政宗様が眠っています

オシャレで派手好き、男気のある男性を意味する「伊達男」。語源は、仙台藩祖・伊達政宗に由来するといわれています。そんな伊達政宗の遺命によった造営された伊達家の霊廟が「瑞鳳殿」です。

霊廟ですが、めっちゃ派手!
経ヶ峰と呼ばれる自然豊かな丘陵に、桃山文化の威風を伝える極彩色の絢爛豪華な装飾の霊廟があり伊達政宗をはじめ、歴代藩主が眠っています。風光明媚な場所で、桜や新緑、紅葉の頃は絶景に。春はカモシカが遊びに来ることもあるそう。

境内には資料館もあり、政宗の遺骨をもとに復元した容貌像や貴重な副葬品などを見ることができます。

  • アクセス JR仙台駅からるーぷる仙台で15分、受付まで徒歩7分 
  • 瑞鳳殿 URL 

七夕期間限定の七夕ナイト

写真提供:瑞鳳殿

8月6日から8月8日の「仙台七夕まつり」期間、瑞鳳殿も青竹に飾られた吹き流しや笹飾りが彩られます。観覧時間が延長され、夜になると参道は竹灯籠が灯され幻想的な雰囲気に包まれます。

青葉山の緑にリフレッシュ「仙台城跡」

ドラマチックな朝焼けスポットに出会えることも

緑あふれる青葉山に1602年に伊達政宗が築いた仙台藩62万石の居城跡です。仙台市街を見晴らす展望スポットでもあり、天気が良ければ広瀬川や仙台中心部の都会の風景とともに太平洋を見晴らすことができます。自然が豊かで、ひとり旅におすすめの癒しの観光スポットです。

仙台城は徳川家康に警戒されないように築城時より天守閣は建てなかったといわれています。第二次世界大戦の空襲により城は消失。今は石垣と復元された脇櫓が往時の面影を伝えています。青葉城資料展示室ではコンピュータグラフィックスによる青葉城復元映像を見ることもできますよ。

伊達男にご挨拶!「伊達政宗公騎馬像」

独眼竜といわれる伊達政宗公ですが、「死後に制作される絵画などすべては両目にしてほしい」と遺言したそう

今も仙台の街を見守るように立つ伊達政宗公騎馬像は、仙台城跡だけでなく杜の都のランドマーク的存在です。記念撮影スポットとしても人気があります。

穴場を発見!「東北大学植物園」で青葉山の緑にリフレッシュ

地元でも知る人ぞ知る癒しのスポット

るーぷる仙台が停車する博物館・国際センター前バス停または、仙台市地下鉄東西線国際センター駅から徒歩12分ほどで到着します。国の天然記念物「青葉山」に指定されている丘陵地にある東北大学付属の自然植物園ですが、一般でも入場できる穴場スポット。観光客も多くないので、一人時間を楽しめます

1602年に伊達政宗が仙台城を築いてから防衛上重要な場所であったためほとんど手が加えられず、都会では稀にみる学術的にも貴重な植物が生息しています。

2023年度は限定開園中ですが、前庭やもみじ庭、ロックガーデンでのんびりできます。

  • アクセス 仙台市地下鉄南北線国際センター駅から徒歩12分など
  • 東北大学植物園 URL 

ひとり旅の一休みに!国際センター駅構内「カフェモーツァルト・メトロ」

駅舎の2階にあり、一人でもとっても利用しやすいカフェ

国際センター駅の2階にある開放感いっぱいのオープンスペースにあるカフェで、一人でも気軽に入れる雰囲気。ゆとりある空間に北欧の名作椅子が置かれています。メニューはコーヒーやケーキ、ランチなどで、仙台名物のずんだ餅(枝豆をつぶした餡がかかっている)も味わえます。

  • アクセス 仙台市地下鉄南北線国際センター駅構内
  • カフェモーツァルト・メトロ URL 

穴場スポット!国際センター駅「フィギュアスケートモニュメント」

あの感動のポーズが見られます!

国際センター駅は、日本フィギュアスケート発祥の地である「五色沼(ごしきぬま)」の最寄り駅でもあります。駅前には仙台出身のフィギュアスケーターで金メダルリストの、羽生結弦さんと荒川静香さんのガラス製のモニュメントがあり、仙台観光の名所になっています。ひとり旅だと同じポーズをとっての撮影は難しいかもしれませんが、羽生結弦さんの「SEIMEI」のポーズや荒川さんの「イナバウアー」のモニュメントが見られます。

  • アクセス 仙台市地下鉄南北線国際センター駅からすぐ

冬のどんと祭で有名な「国宝 大崎八幡宮」

鳥居の奥には桃山文化の粋を集めた社殿が

厄除けや除災招福などのパワースポット、国宝 大崎八幡宮へはJR仙台駅西口バスプールか10番、15番乗り場から仙台市営バスで20分ほど。るーぷる仙台のバス停もあり40分で行けます。

大きな鳥居をくぐり、参道を行くと大崎八幡宮が鎮座しています。1607年に伊達政宗が創建した、桃山建築を代表する古刹。豊臣家お抱えの当代随一の巨匠たちも招かれて造営されたそう。国宝にも指定されています。ゆっくり参拝したり、御朱印をいただいたり、絢爛豪華な意匠を眺めたり、ひとり旅の醍醐味を味わってください。

  • アクセス 仙台市市営バスで20分、大崎八幡宮前下車すぐ
  • 国宝 大崎八幡宮 URL 

全国有数規模の「どんと祭」

どんと祭とは、お正月飾りを燃やしてその年の無病息災を願う冬の行事。全国各地で行われますが、大崎八幡宮のどんと祭は大規模で、地元の若者たちが掛け声とともに寒空の仙台を練り歩く「裸参り」も行なわれ、境内にはたくさんの屋台も出ます。毎年1月14日に開催される仙台の冬の風物詩です。

【仙台ひとり旅】仙台名物といえば牛タン!入りやすい店

炭火で焼き上げる

仙台名物の代表といえば牛たん熟成させ、炭火で焼き上げた牛たんはごはんとしても酒のつまみとしてもしていけます。はじめての仙台なら、牛たん焼きに麦飯テールスープ南蛮漬けがセットになった牛たん定食を味わってみてはいかがでしょうか。

仙台駅の3階には「牛たん通り」があって「たんや善次郎」、「味の牛たん喜助」、「炭焼利久」、「伊達の牛たん本舗」、「牛たんと仙台牛 伊勢屋」、「牛たん焼助」の専門店が並びます。カウンター席がある店がほとんどで一人でも入りやすく、駅構内とあって出張で来た人や旅行客の利用がとても多いです。

  • アクセス JR仙台駅構内
  • 牛たん通り URL 

【仙台ひとり旅】秋保温泉でリフレッシュ

仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉は、中心部からバスで30分ほど離れただけなのに大自然に包まれています。落差55mの日本三名瀑のひとつ「秋保大滝」や美しい渓谷「磊々峡」、ブドウ畑に囲まれたレストランもある「秋保ワイナリー」、こけしの絵付け体験ができる「秋保工芸の里」といった観光スポットもあります。

磊々峡

秋保温泉は歴史が古く、なんと古墳時代(531~570年)から湧出していたとか。歴代仙台藩主も癒された秋保温泉でリフレッシュしてみてくださいね。

秋保温泉へは2社のバス会社が運行していますが、仙台駅前63番乗り場から出発し秋保温泉を経由し川崎町まで行くタケヤ交通仙台西部ライナーがおすすめです。30分で到着でき、景色がよく、秋保温泉の宿にもバス停があります。レンタカーを利用してドライブを楽しむのもいいでしょう。

また、秋保温泉に宿泊するなら仙台駅から送迎してくれる宿もあるのでチェックしてみてくださいね。

  • アクセス JR仙台駅西口からタケヤ交通仙台西部ライナーで30分、秋保温泉下
  • 秋保温泉 URL 

【仙台ひとり旅】作並温泉でのんびり

作並温泉は、山形県との県境、広瀬川源流沿いに湧く名湯です。仙台駅からの公共交通なら電車の利用がおすすめ。JR仙山線で約40分、作並駅に着きます。レンタカーなら30分ほどで到着します。

作並温泉も仙台の奥座敷と呼ばれ、現在4件の宿があります。日本を代表するウイスキーメーカー「ニッカウヰスキー仙台工場宮城蒸留所」や清冽な水が流れる穴場スポット「鳳鳴四十八滝」などの観光スポットがあります。

鳳鳴四十八滝は、知る人ぞ知る紅葉の名所

作並温泉は温泉街から観光地まで少し離れているのでレンタカーを利用するのもおすすめです。作並温泉から車で20分のところには「定義如来西方寺」があり、道中も自然風景が美しく爽快にドライブが楽しめます。

  • アクセス JR仙山線で40分、作並駅下車 
  • 作並温泉 URL 

【仙台ひとり旅のまとめ】自然が身近で癒され、はじめてでも楽しめる

自然に恵まれた仙台は、観光スポットが多く、公共交通も発達しているのでひとり旅の目的地におすすめです。思い立ったら、気の向くままに仙台ひとり旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

一人で旅するからこそ、はじめての体験や思いがけない出会いがあり、いつもと違った視線が生まれて、リフレッシュできるかもしれませんよ!

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